いい本屋 COME HITHERは、兵庫県神戸市東灘区岡本にある児童書専門店です。
住宅街の一角にある本屋です。
ぜひお気軽にお越しください。

更新情報:

2025.12.01
『児童文学専門店いい本屋COME HITHERをはじめるまで イギリスとアイルランド1か月の旅』全国の書店とアマゾンで発売中。図書館でも予約できます。著者名「井伊真希」で検索してください。
2025.11.01
News 2025.11.1 『児童文学専門店 いい本屋COME HITHERをはじめるまで イギリスとアイルランド1か月の旅』  井伊真希 文・絵  三省堂書店/創英社  11月中旬発売予定
2025.09.10
News 2025.9.10 母校の東京農工大学のホームページに載せてもらいました。ぜひ見て下さい♪
2025.08.01
News 2025.8.1 いつもホームページを見てくださってありがとうございます。 7月末から自費出版の本の原稿のチェックをしています。書きたい事がたくさんあって300ページくらいあるので、チェックだけでも何週間もかかりそうです。秋には出版できると思うので楽しみにしていてください。本の題名は『児童文学専門店 いい本屋COME HITHERをはじめるまで イギリスとアイルランド1か月の旅』です。
2025.04.01
News 2025.04.01 2025年2月に瑞雲舎から『ライオン』が出版されました。 お近くの図書館でリクエスト予約して、読んでみてください。 『ライオン』 文・絵 ウィリアム・ペーン・デュボア 訳 まさき るりこ 発行所 株式会社 瑞雲舎

<5月のおすすめの本>

石井桃子コレクションⅤ エッセイ集

『石井桃子コレクションⅤ エッセイ集』
石井桃子
岩波現代文庫

三月の花
 私の家には、七十坪ほどの庭がある。いまどき、東京の住宅地で、七十坪の庭とは、ぜいたくな、といわれそうだが……
 さて、この七十坪の庭のおかげで日があたりさえすれば、私の家は、冬でも温室のようにあたたかくなる。雪の下からノビルが萌えだして、春の近いことを知らしてくれる。ことにあたたかかったことしの冬は、お正月にスイセンとボケが咲きだして、私たちは大よろこびしたが、思いがけない大雪がきて、スイセンの花は凍り、葉は、半分枯れたように、だらりとたれてしまった。


「暮らしと自然」「子ども 子どもの本」「忘れ得ぬ思い出」「未発表エッセイ」選りすぐりの85篇が収められた一冊。

 印象に残ったことばは「子どもの雑誌は、おとなの雑誌を水とミルクで割ったものではいけない。それどころか、おとなの読むものよりも、もっと真実でだいたんな、そして、もっと非妥協的なものでなければいけない」

<5月の詩>

孔雀のパイ

「ティー嬢」

不思議なことだ───
ほんとにへんだ───
ティー嬢の食べるものはみな
ティー嬢になる。
おかゆもリンゴも、パイもマフィンも
ジャムにスコーン、焼き菓子さえも
なんであろうとおかまいもなく、
お皿をはなれてティー嬢の口に
入ったとたん、ティー嬢になる。
ニクヤ嬢でも、にがむしベイツ氏でも
だれが一緒に食べていようと、
ちいさくてほがらかで、すてきなティー嬢、
ティー嬢の食べるものはみな、ティ嬢になる。

『詩集 孔雀のパイ』
ウォルター・デ・ラ・メア
エドワード・アーディゾーニ絵
間崎ルリ子訳
瑞雲舎

<5月の俳句>

オオルリ Photo by WAKO

クリンソウ Photo by Maki

山笑ふ 風と雲とを 呼びよせて
                 井伊恒子
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